はちかづきちゃん
- 2015/06/11
- 23:21
いなかさんのべログ、ブログちゃうでぇべログやでぇ!
あっ、あれは…

寝屋川市の有名な民話「鉢かづき姫」をモチーフに、市の木「さくら」・市の花「ばら」をデザインに入れた、寝屋川市のマスコットキャラクター。

はちかづきちゃん

ご当地キャラ博in彦根2014。

その昔、河内国の寝屋に藤原実高という大長者が住んでいました。たいそう裕福で、人々から「寝屋長者」と呼ばれていましたが、ただ一つの悩みは、子宝に恵まれないことでした。
それで毎月、大和国初瀬寺(長谷寺)の観音さまに、子宝を祈りに月参りをしていました。すると、お告げがあって、女の子が授かりました。姫は、観音さまにあやかって「初瀬」と名付けられました。初瀬姫はとても愛らしく、一家は幸せに暮らしていました。
しかし、姫が14歳の時、母親が病気で倒れました。母親は、観音さまのお告げどおりに、姫の頭に鉢をかぶせて、息をひきとりました。
悲しみのうちに一年が経ち、新しい母親がきました。この母親は、最初は優しかったのですが、月日が経つにつれ、姫につらくあたり、とうとう姫を追い出してしまいました。
家を追い出された姫は、淀川に身を投げましたが、鉢が浮いて、沈むことさえできませんでした。そこへ「山蔭中将」という公家が通りかかり、姫を助け、自分の屋敷に連れて帰りました。
中将には、四人の息子がいましたが、四人目の息子(宰相)は、まだ独身でした。ある日、姫が宰相の湯殿番をしていた時、宰相は、姫に優しく声をかけ、身の上をいろいろたずね、姫も今までのことをすべて話しました。やがて、2人は愛しあうようになりました。
しかし、周囲の者は反対し「嫁くらべ」をして、姫を屋敷から追い出そうとします。姫は、みずから屋敷を出ようとしますが、それをいさめるように、鉢が頭から落ちました。鉢のとれた姫の姿は、それは美しいものでした。しかも、鉢の中から、金銀財宝や、類い稀な宝物が出てきました。鉢はひらひらと蝶のように足元から舞い上がっていきました。
そして「嫁くらべ」にのぞんだ姫は、他のどの姫より、美しく、その気品あふれた心の美しい姫の前には、兄嫁達は、手も足も出ず、太刀打ちできませんでした。また、姫の奏でる琴も見事でした。こうして中将をはじめ周囲の者も、2人の仲をゆるし、その後、皆 が幸せに暮らしましたとさ。
寝屋川市HPより

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