日光を見ずして結構と言うなかれ
- 2023/01/26
- 22:36
日光を見ずして結構と言うなかれ。
日光を表すときによく使われることわざである。
東京以外の北関東に初進出。
横浜で朝ごはんを食べたあと、この日光を見たさに栃木県日光市にやってきた。

旧日光市役所。
「関東の人が、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県の位置関係がわからへんてよく言ってたのを聞いていたけど、人のこと笑えへん。」
「横浜から日光って、けっこう距離があったな。」
「加古川でいうたら滋賀県の彦根市に行く感じかな、よけわからんて? 結構。」

神橋(しんきょう)。

世界遺産の一つに登録されている橋だそうだが、橋は有料で立ち入る事ができるが東照宮側には渡れず行って帰ってくる形になる。
それ、橋っていえるのか?

日光の社寺 世界遺産登録記念碑。
日光の社寺とは、栃木県日光市にある寺社などから構成されるユネスコの世界遺産で、日光山内二社一寺(にっこうさんないにしゃいちじ)とも称される。
二社一寺は、日光東照宮、日光二荒山神社の二つの神社と日光山輪王寺のお寺のこと。

世界遺産めぐり 参拝入口。

菊の御紋が見える。
眉毛の濃いこの人、だあれ?

日光開山 勝道上人(しょうどうしょうにん)。

明治天皇日光行在所。
「これが、東照宮かな?」

「日光山輪王寺やった。」
「なんぼなんでも勉強せんと来すぎやで。」

あっ、なんか鳥居が見えてきた。
「あれちゃうか。」

日光東照宮宝物館。

特別展 神君徳川家康公を祀る ー神様の調度品ー
そうや、今年はNHK大河ドラマ「どうする家康」を放送しているのだ。

東照宮 五重塔心柱特別公開 江戸と日光新たなつながり。
重要文化財 石鳥居。

あの「軍師官兵衛」の嫡男・黒田長政が寄進した高さ9mの日本最大の大鳥居だ。

五重塔。
なんか、外国人やカップルばっか。

「外国人が大杉る。 なーんちゃって。」
東照宮最初の門・表門(おもてもん)。

左右に仁王像が安置されているところから仁王門とも呼ばれている。
東照宮拝観券受付所。

団体受付も含めて7列もある。
境内のご案内。

日光山は、日光表連山のうち、男体山(2,486m)、女峯山(2,464m)、太郎山(2,368m)の三山を中心とする山岳の総称。日光山
男体山は、奈良時代には「補陀洛山」と呼ばれていたが、後に「二荒山」という字が当てられたと言われる。
更にそれを音読して「日光山」と呼ぶようになったと言われている。

重要文化財 上神庫、中神庫、下神庫。

3つ総称して三神庫と呼ぶ。
奈良の正倉院に代表される校倉造を模しているらしい。
神厩舎。

なんかここに人が多いなと思ったら、長押上に猿の彫刻があったそうだ。
有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻。
重要文化財 水屋。

御水舎(おみずや)。
神社でいう手水舎のこと。

花崗岩の水盤を中央に配し、12本の柱も腐らぬように花崗岩で作られている。
屋根は唐破風、正面の台輪の上には立浪の彫刻、虹梁の上には波に飛龍の透彫が配されており、桃山時代の豪快な彩色の代表的な遺風とされる。

おみくじ。

青銅の鳥居をくぐる。

輪蔵。

階段を上る。

陽明門が見えてきた。

鐘。

国宝の廻廊(かいろう)。
陽明門の左右に延びる建物で、外壁には我が国最大級の花鳥の彫刻が飾られている。
いずれも一枚板の透かし彫りには、極彩色がほどこされている。

鼓楼。

これが、国宝 陽明門。

日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられている。
いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされているそうだ。

徳川家康?
国宝 唐門(からもん)。

全体が胡粉(ごふん)で白く塗られ、「許由と巣父(きょゆうとそうほ)」や「舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ)」など細かい彫刻がほどこされている。


神楽殿。

坂下門。

ここには、猫が眠っている。

見えるだろうか?
あまり人が多くて立ち止まって見ることが禁止されていたぐらい。(写真もボケてる。)
この「眠り猫」は、牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われている。
もうひとつ意味があって「警戒心の強い猫でさえ眠りにつくほど徳川幕府の時代は平和で、この平和が末永く続くであろう」という意味が込められている。
日光山輪王寺の大護摩堂。

天台宗特有の仏塔・相輪塔が見えてきた。

その向こうは、本堂の三仏堂。
「ところで、日光山内二社一寺のひとつ日光二荒山神社は、お詣りしたか?」
「ええねんええねん、神社自体はお詣りしてないけどここらへん一帯が日光二荒山神社の境内やねん。最初に見た神橋も日光二荒山神社の一部やねんで。」
日光のおいしい水
この水は、厚生省が発表した「全国のおいしい水」の中で特においしいと評価された折紙付きの水です。
ぜひ、ご試飲してみてください。

お水をいただいて、次の目的地に向かった。
「もう結構、お腹いっぱい。」
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