紅葉の名所 祝融山 慈眼寺(しゅくゆうざん じげんじ)
- 2022/12/11
- 22:55

紅葉の名所。

ここは、兵庫県三木市のお寺。

なんか書いてあるが、真ん中の「守」ぐらいしかわからん。
きっと何かを守ってくてるんやろ。

小さい大仏。

慈眼寺参道。
お隣の加西市に全く同名の慈眼寺っていうのがあるが、こちらは三木市の慈眼寺だ。

なんも京都のお寺にわざわざ行かんでも、近くにこんないいところがある。

しかも、拝観料なんかいらん。

山門が見えてきた。

正式名称は、祝融山 慈眼寺(しゅくゆうざん じげんじ)。

大化4年(648年)に法道仙人によって開基されたと伝わる曹洞宗の寺院。
一時荒廃したが南北朝時代に赤松則村によって再興された。

山門をくぐるとまた一段と美しい。

紅葉と言えばもみじのことを指すが、このイチョウの黄色もかかせない。

ところどころにある緑と相まって絶景を醸し出す。

鐘楼。

三木合戦において寺の裏山に布陣した有馬則頼が陣鐘に使用したと伝わる鐘で、兵庫県指定文化財。
本堂。

慈しみの眼をもったお寺ということで、左側には車いすでも上がれるスロープが、右側にはベンチがおいてあった
。
庫裏?は、茅葺?。


突然現れたのが、鼠小僧次郎吉の墓。

鼠小僧(ねずみこぞう)こと次郎吉(じろきち)は、江戸時代後期(化政期)の盗賊だが、大名屋敷のみを狙って盗みに入り貧しい人達にそれを施したとされる事から後世に義賊として伝説化されている。
墓は、東京・両国の回向院にあるはずなのになぜここに?

裏山の山頂には、三木城を攻めるために築かれた付城跡があり、羽柴秀吉の武将有馬法印則頼が陣を置いたといわれている。
今回は、やめといた。

そうそう、この近くには豊臣秀吉公が本陣を敷いた平井山ノ上付城跡や秀吉公軍師・竹中半兵衛の墓がある。
息を引き取る間際、秀吉公の天下人を予言し、二兵衛と並び称された軍師・黒田官兵衛公に愛用の軍配を託し息を引き取ったという。

かぶ、大根、柿、オール100円。
いつの世も何に義があって、何が正義かわからぬときがある。
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