野球観戦
- 2022/10/10
- 10:10
プロ野球もクライマックスを迎えている。
でも私は、近鉄バファローズが消滅してから、プロ野球は応援するチームがない。
大学野球秋季リーグ戦。

どうしても野球が観たくて兵庫県神戸市のほっともっとフィールド神戸に来た。
ほっともっとフィールド神戸は、神戸市が所有し、運営管理は当野球場を準本拠地とするオリックスバファローズの運営法人・オリックス野球クラブが、都市公園法に基づく管理許可制度により行っている。

愛称は「グリーンスタジアム神戸」から「Yahoo! BBスタジアム」、「神戸球場」、「スカイマークスタジアム」、そして現在の「ほっともっとフィールド神戸」に変わっている。
所在地は神戸市須磨区であるが、元々垂水区であったのを編入した地域であるため、摂津国ではなく播磨国に所在する。
野球の方に話を戻すが、接戦を演じて1勝1敗の母校ー関西大学3回戦が行われた。
勝った方が勝ち点を得て、優勝に大きく前進する。

12時試合開始のため、それまでに腹ごしらえ。

ほっともっとフィールド神戸というぐらいなのに、球場内にはもちろん、球場の近くにも「ほっともっと」がない。
来る途中の業務スーパーでお茶とお弁当を買った。

伊藤園 濃い茶 おーいお茶。

ジャンボとんかつ弁当。

勝つようにカツをいただいた。
さあ、グランドに目を移そう。

わが母校は、大一番に向けて円陣を組む。

整列して挨拶。
学生野球は、これがあるから清々しい。
先攻は、母校。
1回表。

相手・関西大学(以下、関大)の先発は、1回戦に続いて2回生投手。
2回戦にも登板しているので三連投だ。
1番 センター。
いつもクールなリードオフマン。

サイレンと同時に初球をたたいて、ライト前ヒット。
初回からノーアウトのランナーが出た。
2番 ショート。
高校日本代表の主将も務めている逸材。
この1、2番で、何でもできる。

案の定、バントのふりをしながらレフト前ヒットでノーアウト一塁二塁。
3番 ファースト。

ここは、3番バッターといえども送りバント。
三塁前に転がすが二塁ランナーが三塁で封殺された。
ワンアウト一塁二塁。
4番 ライト。

空振り三振でツーアウト。
5番に入っている レフト。
高校3年夏の石川大会決勝で1試合4本塁打を放ったスラッガーだが、4回生になって低迷している。
彼のポテンシャルではこんなものではないはず、3回生の春には13本のヒットを放って12もの打点をあげているのに。

サードフライ。
スリーアウト、チェンジ。
1回裏
守る母校、先発ピッチャーは、エース左腕。
彼も、一回戦に続いての先発だ。






ライト前ヒットを打たれるが、今日4番抜擢の有馬選手のライナーをセンターがナイスキャッチして無得点に抑える。
試合が動いたのは、6回。
6回表、母校の攻撃。
ファーストのエラーで出たランナーをバントで送ってワンアウト二塁。
スコアリングポジションにランナーを進めた。
ランナーにはピンチランナー、バッターにはピンチヒッターを送り勝負をかけてきた。

フォアボールを選ぶ。
一塁ランナーにもピンチランナーを送る(後にこの選手が大仕事をするとは、この時誰も思っていなかったはず)。
続くバッターは、ファーストゴロに倒れて、ツーアウト一塁三塁。

ピンチヒッターがフォアボールを選んでツーアウト満塁。

しかし、続く8番バッターは、タイミングはあっていたがセンターフライでスリーアウトチェンジ。
三者残塁。
6回裏 関大の攻撃。
「チャンスのあとにはピンチあり」、「ピンチのあとにチャンスあり」とは、よくいったもの。
ノーアウト満塁から、ストレートの押し出しフォアボール。
続く選手にも前進守備の二遊間を破られ一挙に3点を与えてしまった。
先発ピッチャーからもう一枚の左腕エースにスイッチ。






左腕エースの重い速球は、後続を寄せ付けなかった。
7回表 母校の攻撃。
ピンチヒッター。

しぶとく食らいついてセンター前ポテンヒット。
今ではあまりきかないがテキサスリーガーズというやつだ。
1番にかえって

あわや三塁線を抜く長打かと思われた打球がファールとなるも、直後三遊間を破るヒットで出塁し、ノーアウト一塁二塁となった。
ここで、関大は好投を続けていた金丸投手を辰己投手にスイッチ。
頼れる3回生。

へんな小細工をせずライト前にクリーンヒット。
ノーアウト満塁。
3番バッターの前に絶好のお膳立てが出来た。
スターティングメンバーの3番バッターではなかったがクリーンアップを打つ力は充分ある選手。
まずは辰己投手のワイルドピッチで、1点め。

サードゴロをはじく相手のエラーで2点めがはいって、2-3。
1点差となって、なおもノーアウト一塁三塁。
4番バッターに打順が回ってきた。

フォアボールで満塁。
もうこうなれば、おせおせだ。
5番 先ほどピンチランナーで出た選手に打順が回ってきた。
一般に、ピンチランナーで出た選手に打順が回ってきたときにそのまま打たすことはない。
バッティングにも期待されているのだろう。

充分引き付けてスイングした打球は、右中間真っ二つ。

走者一掃のスリーベースヒットとなった。
喜びを爆発させてガッツポーズ。

5-3と大逆転。
なおもノーアウト三塁で、一回生。

この場面でタイムリーを打てるところが、このルーキーの凄いところ。
センター前に綺麗に弾き返して、この回6点め。

関大に3点取られた後、6点取る倍返し。

8回に1点を返されるが、最後は、センターが小躍りするようにフライを取って試合終了。

ゲームセット。

ありがとうございました。
野球観戦は、これがあるから止められない。
スポンサーリンク
ここに広告のコードを入れる