八ッ橋
- 2022/01/11
- 11:11

京都の熊野神社。
駅伝でお馴染みの東大路通りと丸太町通りの交差点である。

その熊野神社のすぐ北側の八ッ橋発祥の家(本家西尾八ッ橋 熊野店)。

東大路通りをはさんで反対側は、聖護院八ッ橋総本店 熊野店。
東大路通りを北上し信号のある交差点を東に入ると

本家八ッ橋西尾本店が見えてくる。

看板マスコットの信楽焼きのたぬき。
京で一番古い八ッ橋やさんと名乗る。

向かいは、元禄二年(1689年)創業の聖護院八ッ橋総本店 本店。

どちらが、古いのだろう。
西尾さんでは食事をさせてもらったので、お土産はここ聖護院さんにさせてもらった。

西尾為治は個人で和菓子店・玄鶴堂を営んでいたが、玄鶴堂を1926年(大正15年)に法人化して誕生したのが「聖護院八ツ橋総本店」である。
その後に経営危機から為治は経営を退くが、為治の長男・西尾為一が1947年(昭和22年)に個人で八ツ橋の製造販売を再開し、後に「本家西尾八ッ橋」の基となる和菓子店を開店する。
その後、紆余曲折はあったが、聖護院八ツ橋総本店と本家西尾八ッ橋はともに、創業については「1689年(元禄2年)に聖護院の森で菓子を発売した」という点で共通している。
お土産を買って帰った。

電車の聖護院八ツ橋、新しい形の八ツ橋2種、つぶあん入り生八ツ橋古都の冬、霜の橋聖護院八ツ橋2種。

新しい形の八ツ橋 カネール。

葉巻のような形になっている。

シナモンなので紅茶に入れてみた。

こちらは、霜の橋。
八ッ橋に白い砂糖を程よくのせ、八ッ橋の上に降りた霜の様を表現してある。
上品な甘さに深い肉桂(ニッキ)の香りが、古都の雅を誘う。

最後は、箱が阪急電車になった聖護院八ツ橋。

京とれいん。

聖護院八ッ橋総本店 本店




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