新生軒
- 2021/10/30
- 23:51
姫路の栄通り。

山陽電鉄姫路駅の北側の飲み屋さんが多い通りだ。
一軒のラーメン屋さんを見つけた。

入ってみると「懐かしの写真館」と銘打って

本当に懐かしい、というか知らない姫路の町の写真がたくさん飾ってある。
姫路の大手前通りの中央を自転車で堂々と通っている。
今なら相当のチャレンジャー。

「はい、どうぞ。」

一杯のかけそばならぬ中華そばが来た。
レンゲも付いてなければ、目の前にこしょうもない。
「胡椒、ないなあ。」と言っていると、後ろからサッと出してくれた。

透明の好き通ったスープに白いワンタンとチャーシュー。

ぎょうざ。

焼き加減が絶妙だ。
このお店には、ラーメン、ぎょうざ、ワンタン、ワンタン麺、ライスの五つしかメニューがない。
ワンタン麺には

もやし

ねぎにしなちく。

麺。
豚骨と鶏ガラで出汁をとったクリアなスープの通り、あっさりしていて美味しかった。
「ごちそうさまでした。」
開店は昭和35年(1960年)と60年以上もこの地で続くラーメン屋さん。
ビールなどお酒もなく店の中にはトイレもない。
もう、お酒を飲んだ後に締めとして寄って来てねというスタンスの超潔い気持ちのいいお店だった。
新生軒




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