トヨタ博物館 クルマ館1F2F
- 2021/10/22
- 23:07

一台のボンネットバス。

なんやら、トヨタ博物館って書いてある。

そう、ここはトヨタ会館に続いてやってきたトヨタ博物館。

TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM。
所在地は、かつて長久手の合戦と呼ばれた戦いのあった場所の近く。
トヨタ博物館は、トヨタ自動車創立50周年記念事業の一環として1989年(平成元年)4月に開館した博物館だ。

入場料1200円を払って、クルマ館に入る。

そこで、まず目に飛び込んでくるのが、このトヨダAA型乗用車。

1936年に完成させた初の量産乗用車。
まだ、この時は、トヨタではなくトヨダといっていたみたいだ。
エスカレーターで2階に上がる。

ZONE 1 1890-1910s 自動車の夜明け【黎明期】

自動車の始まり。

ドディオン プートン 13/4HP トライサイクル。
自転車を改造して小型エンジンを取り付けた3輪乗用車。
手軽さと低価格によって、ヨーロッパで最もポピュラーな自動車となり、1903年まで生産された。

パナール エルヴァッソール タイプB2。
フロントエンジン・リアドライブ(FR)方式を採用した最初の自動車。
史上初の自動車レースをはじめ数々のレースで活躍し、FR方式が波及するきっかけとなった。

スタンレー スチーマー モデルE2。
静かで、振動も少なく、運転しやすく、高速の蒸気自動車であったが、ガソリン自動車の発達とともに衰退した。

英国初の純国産ガソリン自動車、ランチェスター。

レースのカーテンがひいてあるから、ここはまた後で
ZONE 2 1910s 自動車の急速な進化。

ロールスロイス社最高傑作の 40/50HP シルバーゴースト。
テスト車が、銀色で幽霊のように静かに走ったことからこの名がついた。

ロールスロイスのマークが、ひときわ輝く。
馬なし馬車から自動車へ、基礎技術が確立する。

ドゥローニー ベルビユ タイプHB6L。
乗り心地やスタイル、技術の高さから「フランスのロールスロイス」と呼ばれた。

ベンツ 14/30HP。
技術面で後れをとっていたベンツは、単気筒から4気筒へと転換して成功を収めた。

19世紀末のガソリン自動車誕生から現代までの自動車の歴史を日米欧の代表的な車両約140台で一望


デイムラー タイプ45。

イギリス最古の自動車会社デイムラーによる超豪華車。
イギリス王室や各国の上流階級に愛用された。

ベルギーの名車・ミネルバ 30CV タイプAC。
ZONE 4 1920-1930s 覇を競った豪華車。

手前から、イスパノスイザ 32CV H6b、デューセンバーグ モデルJ、そして一番左が

キャデラック シリーズ452A。
ZONE 3 1910-1930s 自動車の大衆化。

フォード モデルT。
T型フォードの登場により、自動車が大衆のものになった。

エセックス コーチ、シボレー スペリア シリーズK。
自動車の普及に伴い快適さも求められるようになり、それにいち早く応えたのがエセックスである。

シボレー シリーズ490。
車名は、発売時の予定価格490ドルによる。

フォード モデルA。

シボレー コンフィデレイト シリーズBA。

フォード。

ピアスアロー シリーズ36。
パッカード、ピアレスとともに「スリーP」といわれたアメリカの超高級車。

ZONE 5 1900-1930s レーシングカー、スポーツカーの進化。

モーガン エアロ。
頑丈で単純なバックボーンシャーシーの先端にオートバイ用のエンジンを取り付けた大衆向け3輪スポーツカー。

構造が簡単で軽量なため、運動性能にすぐれ経済的だった。
ブガッティ タイプ35B。

隣のは、おもちゃ?


ZONE 6 1930s 流線型時代の到来。

1930年代になると、構造の変化や空力技術の導入、製造技術の向上等に加え、積極的な販売戦略により、自動車のスタイルが「流線型」として本格的にデザインされるようになった。
トヨタ初の生産型乗用車トヨダAA型乗用車は、こうした流れをいち早く取り入れたものだった。

流線型デザインは当初は抵抗もあったが、やがて全盛期を迎える。


ダイハツ オート三輪 SA-6型。

ダットサン 11型 フェートン。
現存する最古のダットサン。

トヨダ AA型乗用車(レプリカ)。
トヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎が中心となって、当時最新のアメリカ車を手本にしながら開発したトヨタ初の乗用車。

1936年9月発表時の社名・車名は「トヨタ」でなく「トヨダ」であったが、1937年1月に新会社「トヨタ自動車工業株式会社」として愛知県刈谷市の豊田自動織機より分離独立しため、車名に冠された「トヨダ」の使用は約3ヶ月というほんのわずかの期間であった。


メルセデスベンツ 300SL クーペ。
レーシングカーを市販車化した車で、鋼管スペースフレーム構造とガルウィングドアを特徴とするガソリン直噴エンジンの初採用車でもある。
SLとは軽量スポーツカーを意味するドイツ語に由来。
アメリカでのスポーツカーブーム。

フォード サンダーバード。

シボレー コルベット。

フォード カスタム 4ドアセダン。
三つ目の車。

タッカー´48。
安全対策を含む先進的な技術と斬新なデザインで前評判と期待を高めたが、開発資金難や訴訟問題などでアメリカンドリームは果たせなかった。
51台が生産されただけで会社は倒産した。
ZONE 8 1930-1950s 第2次世界大戦後の新たな始動。

キャデラック シリーズ50スペシャル。
キャデラック初の戦後デザインとなるモデル。

パッカード トゥエルヴ[ルーズヴェルト専用車]。

優雅なスタイルと信頼性の高い静かなエンジン、長寿命を誇るアメリカの名車。
第32代大統領ルーズヴェルトの専用車で装甲車並みのボディと防弾ガラスを装備している。

ドラージュ タイプD8-120。

フォードのジープ。
フォード モデルGPW。
軍用探偵や連絡を目的として生まれた小型4輪駆動車。
合理的かつ経済的な構造は実用車本来の姿であり、戦後の車づくりの基本にもなった。

ロールスロイス 40/50HPファンタムⅢ。

航空機技術を生かしたⅤ型12気筒エンジンを搭載している。
ZONE 7 1930-1940s さまざまな自動車文化の競演。

KdFワーゲン。

「国産車」プロジェクトに従って、ポルシェ博士により開発され、フォルクスワーゲン社で生産された。
しかし、第二次世界大戦により軍用車両の生産が優先されたため、わずか630台しか生産されなかった。
展示車は、数少ない現存KdFの中でも最も古いものの1つ。

3階に上がる。

食べた物は、タイヤみたいなパン。

にしかわ ピーナツバターパン。
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