氷上回廊水分れフィールドミュージアム
- 2021/06/07
- 23:25
ここは、日本一低い中央分水界(加古川と由良川)のある兵庫県丹波市氷上町石生。

小さい千代田橋を渡ると

右側に博物館らした建物が見えてくる。

氷上回廊水分れフィールドミュージアム。
以前は、水分れ資料館と言ってたところだ。
入場料210円(おとな)を払って入場する。

館内、写真撮影はOK。
地域の森羅万象を扱い、野外フィールドを活かす小さな総合博物館を目指している。

体験ボックス。

色が変わった。
ミナミトミヨの実物3Dスキャンによる拡大模型、地形のしくみをシュミレーションできるカーゴ型ツールキット、ドローン撮影した映像を空中遊泳しているような没入感のある映像設備などの新しい展示手法を導入されている。

もしも海面が100m上昇したら?

丹波市立氷上回廊水分れフィールドミュージアムは、なんと、この2021年3月20日の祝日にリニューアルオープンしたとこだった。

ぎょぎょっ!
オープンの日にさかなクンが氷上に来たんだとか…
さかなクンが描いたホトケドジョウちゃん。

展示室に入室する。

氷上回廊空中散歩。
展示室内に一歩足を踏み入れると、大きなスクリーンに氷上回廊を空中散歩しているような様子が映し出される。

まるで氷上回廊を空中散歩しているよう。
あっ、そのまんまか。

地球は凸凹(でこぼこ)。
日本初の凸凹の地球儀や日本列島の模型が展示されている。
ここでは、世界や日本の地形に加えて、中央分水界や水分れについて学ぶことができる。
因みに一番の凸はエベレスト山で8,848m、一番の凹はマリアナ海溝の最深部で10,920m。

水が分かれる場所「水分れ」。

日本海と太平洋をつなぐ道。

水を集める川。

100万分の1のキセキ。
氷上回廊がどれだけのキセキで成り立っているのかを、「河川争奪」、「気候」などのキーワードから読み解いている。

石生で水が分かれるまで。

氷上回廊の生きもの。
氷上回廊が育んできたいきものを展示してある。
大型の哺乳類から鳥類、昆虫、植物などたくさんの種類を見ることができ、普段間近では見られないものも観察できる。

大型のトンボ。

アゲハチョウ。

黄色の昆虫。

緑色の昆虫。

動物。
左から、アオサギ、イノシシ、タヌキ、ツキノワグマ、アライグマ、二ホンシカ、二ホンキジ。

樹液に集まる昆虫。

亀、蛇など。

魚たち。

人、もの、コトが交流した道。

舟の道。
高瀬舟が展示してある。

現在 道の遺伝子。

丹波のめぐみ。

丹波黒大豆、黒枝豆。

丹波栗。

野生のきのこ。
代表格の松茸。

川のめぐみ。
あまごの甘露煮と鮎の塩焼き。

丹波大納言小豆。
二階に上がった。

丹波の里山の香りを聞く。

昔の農器具が展示してある。

丹波の古農具。

ライブラリー。

自動運転トラクタ登場。


丹波市立氷上回廊水分れフィールドミュージアムを後にした。
すぐ前には、MIWAKARE‐FARMと

水分れ茶屋。

ここでは、本格的なコーヒーがいただける。


ブレンドアイスコーヒー。

瀬戸内海に流れる加古川と日本海に注ぐ由良川をつなぐ(結ぶ)低地帯、
その名は「氷上回廊(ひかみかいろう)」。
氷上回廊と呼ばれる不思議な地帯には、丹波栗、丹波黒大豆、丹波大納言小豆などで有名な
丹波地域や、播州、丹後へと続く里山風景が広がっています。
その気候風土と豊かな文化には、この氷上回廊が深く関わっています。
氷上回廊は、地理的には、兵庫県から京都府の内陸部を南北に貫く、細長い低地帯です。
1,000m~3,000m級の山々が連なる本州の内陸部にあって、
わずか95mで本州をまたぐことができる、奇跡的な自然地形です。
この特殊な地形によって、南からの瀬戸内海式気候と北からの日本海側気候が出会い、
生命が不思議に入り混じり、豊かな文化と歴史が培われてきました・・・
丹波市立氷上回廊水分れフィールドミュージアムHPより
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