ダブルスタンダード(二重規範)
- 2021/05/25
- 23:19
どうやら、緊急事態宣言再延長が濃厚になってきた。
でも、兵庫県の片田舎でまわりを見渡してみると、一体何が、どこが緊急事態なのかと思う。

日本国は、「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」が日本に入ってきたときにマスコミと一緒に恐怖を煽りに煽った。
マスコミは、感染者や感染者家族にも、SNSが…といいながら差別をした。
人々は、この病気の怖さもさることながら罹患して差別されて村や会社にいられなくなる恐怖を感じた。
それで、コロナ脳というコロナウイルスを異常に恐れる脳を持った人々を生み出してしまったのだ。

実は、こういう私もコロナ脳のひとりだった。
呼吸器系の病気を二種類患ったことのある私は、この新型コロナウイルスにかかれば死んでしまうと罹らないように必死だった。

ところが、最近になって考えが少し変わってきた。
新型コロナウイルス(SARS-CoV2)は、日本人にとってはそう怖いウイルスではなかったのではないか。
「新型コロナウイルスは風邪のようなもの」という人もいることはいた。
でも、高齢者や既往症のある人が大勢お亡くなりになっているのをみるとそれは違うと言わざるを得ない。

「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)は、さほど恐れるウイルスではない」と仮説を立ててみる。
そうすれば、今のできごとがうまく説明できるのだ。
政府やマスコミや専門家は、新型コロナウイルス怖くないということを知っていた。
でないと、怖い怖いと煽っているテレビのアナウンサーやコメンテーターがNOマスクで出演するはずがない。
東京五輪の聖火リレーで、聖火ランナーをNOマスクでしかも集団で走らせることなどできないはずだ。

一方、飲食店をスケープゴードにして、何も知らない国民には「不要不急の外出自粛」「都道府県を超える移動の自粛」と未だに言い続けている。
「都道府県を超える移動の自粛」など、何の意味があるのだろう。
これは、当初から、毎日、陽性者数を都道府県別で表現してきたことに問題があったのではないか。
「不要不急の外出自粛」「都道府県を超える移動の自粛」延長。
7月に迫った東京五輪、いくら反対の声があっても、強行開催するという。
私も少し考えが変わってきた。
東京五輪が、大規模な国民体育大会なら無観客でやってもいい。
ここまでは、日本での話。
でも、全世界から10万人近くが来日するオリンピックは、今、絶対開催すべきではない。

もし開催した後、世界中の変異株が日本に入ってきて急激に感染者が増加して、病院機能が麻痺し、医療崩壊したらどうするのだろう。
東京五輪が開催できる状況なら、いまやプレミアムフライデー状態になった緊急事態宣言なんか出すな。
緊急事態宣言を延長するような状況なら、今年の夏の東京五輪は潔く諦めようではないか。
ダブルスタンダード(二重規範)
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