そして推しの力士がいなくなった
- 2021/05/22
- 23:44
青天の霹靂とは、まさにこのこと。
2021年5月19日、仕事から帰ってきて、NHKsports大相撲取組動画で推しの力士の勝ちを確認した。
掬い投げで7勝目を挙げ給金直しに王手。
喜びもつかの間。
Twitterで「裏切りの深夜キャバクラ常習犯」という記事が流れてきた。
その主がなんと私の一推しの大関・朝乃山だったのだ。

朝乃山は、日本相撲協会の事情聴取に対し、当初は事実無根を主張していた。
私も、本人がそういっているのだから絶対そんなことはしてないと本人を信じていた。

ところが、夏場所11日目の打ち出し後に状況が一転。
再度の聴取に対し、朝乃山が事実を認めたのだ。
コロナ禍で本場所開催を続ける協会は、昨年から継続して不要不急の外出自粛を各部屋に通達していた。
緊急事態宣言中にもかかわらず、朝乃山は深夜営業のキャバクラに通っていたのだ。

三段目の力士だった28歳の勝武士幹士が、2020年4月に新型コロナウイルス感染症のパンデミックの中で同感染症を発症し、5月に死去している。
幕内の阿炎政虎が、新型コロナウイルス感染拡大下において2020年7月場所前から場所中にかけて複数回にわたってキャバクラに出入りして協会のガイドラインに違反したこと、聞き取り調査での虚偽報告等から3場所の出場停止処分が下されている。
朝乃山は、まさかこのことを知らなかったのだろうか。

翌日から休場で負け越し決定、来場所は角番。
ガイドライン違反では、昨年7月場所に当時幕内だった阿炎が場所前と場所中にキャバクラに通い、出場停止3場所と5カ月の報酬減額50%の処分を受けている。
大関であり嘘もついていた朝乃山。
阿炎を超える処分を受けるのは、間違いない。

一部報道を見ていると、朝乃山関は不祥事報道の後、父親に号泣して謝罪したそうだ。
相撲協会も引退勧告までしないと思う。
処分が決まったら潔く謝罪会見を開いていただきたい。
相撲協会の中では大問題だが、法に触れることはしていない。
事実関係を詳細に述べて誠心誠意謝れば、優しい朝乃山ファンは許してくれると思う。
たとえ幕下陥落になっても相撲を取らせてもらえる道が残るならその茨の道を選べ。
その時は、本名の石橋 広暉で再出発だ。

「石橋君、あなたがしでかしたことは単にキャバクラに行っただけのことかもしれない。
でも、相撲協会の作ったルールを相撲協会の看板力士が破りしかも隠蔽しようとして虚偽報告までしたのはまずい。
応援するみんなの信頼を失った。
心を入れ替えて頑張ると宣言するのなら、相撲をまたとれる日が来るまで私はあなたを見守りたい。」
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