龍馬談判の町家
- 2021/03/22
- 22:22
龍馬の隠れ部屋。

広島県福山市鞆町にある「枡屋清右衛門宅」。
江戸時代に各藩との取引の際に、宿泊や生活用品の調達、積荷の売買などを行う廻船問屋を営んでいた場所だ。

1867年に、坂本龍馬率いる海援隊の乗り込んだ蒸気船「いろは丸」と紀州藩の大型蒸気船「明光丸」とが衝突した「いろは丸事件」があった。
その事件の際に鞆の浦を訪れた坂本龍馬が、ここの2階の天井裏の隠し部屋に宿泊したと言われていることから有名な場所となり、2011年より一般公開されている。
そこから200mほど行ったところにある「御舟宿いろは」。
ジブリファンは見逃せない!宮崎駿氏プロデュースの宿だ。

坂本龍馬ゆかりの町家を、スタジオジブリ・宮崎駿監督の作画をもとに再生してある。
歴史が創り出すおもむきに、宮崎監督の遊び心が加わった情緒ある町家となっている。
宮崎氏が鞆の浦に3ヶ月間滞在したことをきっかけに、かの名作「崖の上のポニョ」が制作されたと言われている。

2階は宿として営業しているが、かけおちもの部屋とみんなで部屋の二部屋しかなく1日2組限定なので、1階の食事処を利用させていただいた。

鯛づくし御膳 2300円。

白ごはん。
鞆の浦と言えば、鯛。

鯛のあら煮。



茶碗蒸し。

瀬戸内の鯛を酒や昆布などで3日以上漬け込んで作る名物「鯛漬け」が付いている。

わさびに浸けてお刺身で食べるもよし

だし汁をかけて鯛茶漬けでいただくもよし。

ごちそうさまでした。

食べたあと建物内を見物させていただいた。

ここら辺が、坂本龍馬が談判をしたところといわれている。

いろは丸事件談判跡。
龍馬が暗殺される7か月前の事であった。
御舟宿いろは




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