竹久夢二生家
- 2021/03/16
- 04:32
竹久夢二の郷土に着いた。

駐車場に車を止める。

夢二郷土美術館に入場するには、まず山裾側の生家記念館で入場券を買う必要がある。
夢二ふるさと公園を横断。

夢二の歌碑。
郷愁の詩人画家と称される竹久夢二は、遠く離れたふるさとの母、姉を思って絵を描き詩を詠んだ。

茂次郎橋を渡る。
茂次郎とは、竹久夢二の本名。

夢二郷土美術館 夢二生家記念館。

竹久夢二 ここに生む。
揮毫したのは夢二の親友・画家小説家の有島生馬。
夢二の最晩年の日記に自らの死を伝えてほしい人物として、姉・松香とこの有島生馬の名をあげた。

築250年以上と推定される夢二生家の建物は母屋、蔵、納屋で構成されている。
酒屋と農業を営んでいた家で、当時としては大きな家だった。

納屋の受付で入場券を購入する。

川舟(田舟)。

おじゃまします。

1884年(明治17年)9月16日、岡山県邑久郡本庄村(現・岡山県瀬戸内市邑久町本庄)で次男として生まれる。
兄が前年に亡くなっていたため、事実上の長男として育てられた。

童子(大正初期)
子ども絵の代表作。

あがらせていただく。

広間。

向こう側の部屋は、モニターを観るようになっていた。
「夢二のことば」の部屋を覗く。

ひなかざり

勉強机。
夢二の過ごしたこども部屋。

当時は窓から外を見れば街道を行き交う人々が見え、夢二は獅子舞や巡礼の詠歌を聞いていた。


竹久家に伝わる「膳箱」。

夢二11歳の時、お嫁に行く6歳年上の姉・松香さんとの別れを惜しんで書いた名前。
お姉ちゃんの名前「竹久松香」が鑑文字になっている。

掛軸。

このガラスの戸から向こうの部屋は、撮影禁止。

夢二の椿。
夢二の母の里から株分けしたもので、代表作「童子」ではこの椿の思い出を描いている。

いちご夢二パンと

いちご夢二。

夢でおなかいっぱい。
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