伊賀流忍者博物館
- 2020/12/28
- 22:57
伊賀に行ったら、まずはここに行くべし。

伊賀流忍者博物館。
伊賀流忍者博物館(いがりゅうにんじゃはくぶつかん)は、三重県伊賀市の上野公園(伊賀上野城)内にある忍者に関する博物館。
1964年 - 上野市(現伊賀市)高山にあった民家を移築し、忍術研究家である奥瀬平七郎が忍者屋敷として開設した。

伊賀は、忍者の里。
伊賀流忍者屋敷。

忍びの風呂。
風呂に入っていて出歯亀に覗かれたらフタを落として風呂釜に隠れる。

調理をしていて何者かに襲われたら、すばやく釜の中に身を隠す。
あつ、あつ〜!

伊賀流忍者屋敷は、別名からくり忍者屋敷。

一見、ごく普通の農家だが、ここ忍者屋敷ではそれぞれの忍びの家に伝わる当時としては最先端技術である火薬の調合方法や忍術を守るため、さまざまな仕掛けやからくりを備えている。
隠し階段。

普段は棚に見せかけて使うときに真ん中のストッパーを外して使う。
どんでん返し。

回転式の扉で忍者は素早く身を隠すことができた。
しかし、扉の回転も自分自身で止める必要があるため意外と扱いにくかったとか…
普段は、アルバイトの忍者やくノ一(女性忍者)が忍者屋敷の中を実演して案内してくれるが、コロナ禍の影響で実演なし。

地下道への隠し扉。

屋敷が敵に囲まれた場合、この地下道で逃げる。

仏壇隠し扉。
よく観ると仏壇下の土壁が地下道への入口となっている。
見張り。

押入れの中の壁が開き目の高さにある隙間から外の様子を見張ることができる。
裏庭。

この屋敷で子どもたちにかくれんぼをさせたら大喜びやろな。
刀隠し。

板の間の一部を改造し刀や手裏剣などの武器を隠す。
敷居の際を斜めに切り落として、敷居を踏めばテコの原理で床板が上がるようになっている。
これならすぐに見つかりそうだが、昔は敷居は踏んではいけないと厳しく教えられていたためなかなか気づかなかったそうだ。
今の子どもなら、すぐにわかるかも…

からくりには手を触れないでください。

ここから、忍者資料館。

忍術体験館。
欺く

七方出
忍者は敵地に潜入するとき、正体と目的を隠すため変装した。
変装は、「虚無僧」、「出家」、「山伏」、「商人」、「放下師(曲芸人)」、「猿楽師」、「常の形(農民や武士)」の七つとされ、忍術伝書では「七方出で立ちの事」または「七化」と呼ばれた。
開ける、登る、渡る

鎌、錐、五寸釘、水掻き、水蜘蛛、登器など

水蜘蛛

使用中止。
統領からの指令

使用中止。
さすがの忍者もコロナには勝てぬ。
忍者五道 食・香・薬・気・体

食・いつも身軽でいるために野菜や豆腐、雑穀などを中心に食べる。決して臭いのするものは食さない。
香・臭いで気付かれないように、いつも清潔にしていた。
薬・怪我や病気に備えて、薬草の知識を身につける。火薬の調合法に長けている。
気・任務を遂行するのに気落ちしないように、強い気持ちを持つ。
体・長期の任務でも体力が消耗しないように、強い体づくりをする。
侵す

鉤縄、忍び鎌、草鞋(わらじ)、足袋(たび)など
備える

忍び装束
忍者は主に夜に活動するため、闇夜に紛れる忍び装束を身につけていた。
現在では黒装束が忍び装束と思われているが、夜といっても真っ暗闇ではないので、黒だとかえって輪郭が浮き出て目立ってしまう。

忍者が忍び装束として着ていたのは、伊賀・甲賀地方の農民が着る、クレ染と呼ばれる濃紺色の野良着である。
忍び刀

特徴のある角鍔ののついた直刀。
甲冑と鎖帷子(くさりかたびら)

鎖帷子といえば、忍者の重鎮が着けているイメージがあるが実際には重すぎてあまり着用しなかった。
忍者と言えば、手裏剣。

いろいろな形の手裏剣がある。
闘う

忍術は2つに分かれる

忍術と言えば姿を隠して(隠忍)忍び入ることだと思われるが、なりすましや変装によって姿を現して(陽忍)堂々と忍び入ることも忍術。
忍者屋敷、忍術体験館の建物から脱出して、裏の忍者伝承館に向かう。

伊賀流忍者博物館 にんにん。

米蔵を改築した忍者伝承館は、忍者の歴史や生活を紹介した施設である。


のぞいてみよう!忍者のくらし

彼らの暮らしぶりは、昔の人々の知恵の結晶であり、現代に生きる私たちも学ぶことが多い。

忍者屋敷のからくり、武家屋敷のからくり
営む

忍者装束
「なんか、さっきの忍術伝承館と被っとるような気が…」
「気のせいや!」
「気のせいか。」
4つの術

記憶術、睡眠、ネコの目時計、予言
米俵一俵

米俵一俵を親指と人差し指で持ち上げる、忍者にはそんな修行法がある。これは、天井に貼りついて自分の体重を指の力だけでささえるための訓練なのだ。

伝える

伊賀忍術、隠語、天文学、におい、賀の道、水の見つけ方
五色米

忍者の仲間同士だけにわかる伝達法として、米を青、黄、赤、黒、紫に染め、その組合せで暗号を作った。
収蔵品

護身之法。

萬川集海、伊乱記、忍秘傳など

なんといっても、忍者は商人や町人になるのが一番よかった。
普通が一番。

これは、目立ちすぎる。
ロッテ、コアラの忍者。

忍者アトラクションショーや手裏剣打ち体験なども行っている(入館料とは別に観覧料金が必要)。

落第忍者 忍たま乱太郎

伊賀でお土産を買った。

忍者ハットリくん 忍法チョコクランチでござるの巻。

チョコクランチ

忍者は名もなき存在が命。
さもあらば服部半蔵は、落第忍者か。
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