聖地巡礼 柳生の里
- 2020/11/28
- 23:59
「聖地巡礼をしよう」と思い立ったのが昼過ぎ。
柳生の里に着いたのは夕方近くになった。

かつては観光地だったようだが、今では一目見て観光地のような気がしない。
あちこち探して行くには時間がない。
食事と宿泊の手当をしとこ。
さっきまで開いていた十兵衛食堂というところが早々と閉店。

宿泊施設も無さそうだ。
農協のマーケットがあったので、とりあえず食べるものを買い込んだ。

夕食は

スパイシーカレーパンと

玉ねぎ天。
今夜は、車中泊。
朝、明るくなってから動き出そう。
おやすみ。

布目ダム。
おはよう。
朝の体力があるうちに山系の名所をがんがん攻めておこう。

柳生の里。

小説やテレビでおなじみの剣豪・柳生十兵衛の故郷だ。


柳生古城跡。

古城山
元弘の乱(北条の軍が後醍醐天皇を笠置山に攻めた時の乱)の時、柳生十兵衛の御先祖様・柳生永珍が立て籠り、笠置山の食料補給に努めたところと言われている。

すぐ横にある剣塚。

この剣塚は、十三振の日本刀を奉安し、剣の霊を祀っている。
これは、添上郡七か村の在郷軍人会の発起によるもので、満州事変に際し皇軍の武運長久を祈ったもの。
次は場所を移して

柳生茶屋で休憩することもなく
(貸し切りで満席だった。)
市営駐車場の横の階段を登る。

柳生正木坂剣禅道場。

柳生十兵衛が弟子を鍛えたと伝えられる正木坂道場の名を受け継く剣道場。
柳生新陰流の精神「剣禅一如」に通じる剣道と座禅の道場で、昭和40年、当時の住職・橋本定芳氏の尽力で建立されたそうだ。
神護山芳徳寺。

柳生家の菩提寺。
江戸初期(1638年)に柳生宗矩が父石舟斉宗厳の菩提を弔うために、親交のあった沢庵和尚を開山として建立された。
本堂には本尊の阿弥陀如来を中心に、左右に柳生宗矩像や沢庵和尚像が安置されている。

この境内の奥に柳生一族の墓があるはずなのだがそこまで行かなかった。

天石立神社。

鳥居を潜ってしばらく進む。

天乃石立神社(あめのいわたてじんじゃ)。

柳生町の戸岩谷にある神社で本殿を持たず前伏磐、前立磐と後立磐からなる三つの巨石を御神体として祀っている。

伝承では、手力雄命(たぢからおのみこと)が、天岩戸の扉を引き開けた時に、力余って、ここまで飛んで来た岩戸の扉であるという伝説がある。
柳生家の修練の場ともいわれ、歴代柳生家の崇敬が厚かったそうだ。

神秘的な地面。
なんか、アニメにでも出てきそう。

一刀石。

戸岩谷にある約7m四方ほどの巨石で中央から真っ二つに割れている。
柳生石舟斎宗巌が修行中にこの戸岩谷にわけ入ったところ天狗がいたので、その天狗を宗巌が一刀のもとに切り捨てたところ、その天狗はこの巨石だったそうだ。

まんが「鬼滅の刃」で竈門炭治郎が岩を一刀両断する場面があり、一刀石の前でその場面を再現できることから、ファンたちにとって「聖地」となっている。

舞台や剣も備え付けられていた。

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