京都のお伊勢さん
- 2021/06/11
- 20:36
京都に伊勢神宮がある。

元伊勢内宮皇大神社(こうたいじんじゃ)。

ここは、京都府福知山市大江町内宮にある神社。
福知山市大江町は、大江山の酒呑童子伝説を生かして「鬼の里」をアピールするユニークな町づくりを行っているところだ。

鳥居。

天皇神道社務所、授与所。

心洗われるような荘厳な雰囲気が漂う石段の参道を上った先には、鬼伝説に登場する麻呂子親王手植えという大杉が天高くそびえている。
天上の木。

手水舎。

訪れたのは、昨年の秋。
紅葉がきれかった。

丹波は、紅葉が美しいところが多い。

旧神札、旧御守納所。


二つ目の鳥居が見えた。
希少な黒木の鳥居だ。

本殿を囲む形でコの字形に末社83社が鎮座している。

本家・伊勢神宮のポスター。
凛として

元伊勢神宮(もといせじんぐう)とは、伊勢神宮が伊勢の現在地に着座するまでに遷座した時に各地に分祀して残された元伊勢と云われる神社群であるが、ここ福知山市大江町に着座した皇大神社と豊受大神社はそれぞれ元内宮と元外宮と伝わっている。

御若叡(みわかえ)の森の御庭。

君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで

神石 さざれ石。
「君が代」の歌に唱われた「さざれ石」は、石灰岩質であり成長する奇岩のこと。
大小の石を凝集して巨岩をつくっていくのだ。

小宮が、ご本殿を中心に、前後左右を囲む。
皇大神ゆかりの摂社の他、全国一宮など有験の社を集め、八方詣(八方除参り、八方開き参りともいう)などの信仰がある。

池。

「龍灯の杉」とあった。
以下はHPより
樹齢2千年と伝えられるご神木。この巨木の梢に節分の夜、丑三つ時になると龍王が龍宮から天照皇大神に神灯を捧げるという神秘な伝説があります。その灯は、下枝から次第に上枝へと昇ってやがて天に至ると伝えられています。樹齢2千年と伝えられるご神木。この巨木の梢に節分の夜、丑三つ時になると龍王が龍宮から天照皇大神に神灯を捧げるという神秘な伝説があります。その灯は、下枝から次第に上枝へと昇ってやがて天に至ると伝えられています。

摂社。

幣殿。

もちろん、お祀りしているのは、天照大神 (あまてらすすめおおかみ)。
高天原の神々の中の最高神であり太陽の神。
皇室の御祖先の神であり、私たち国民の総氏神でもある。


奉納の絵。
天照大神は、日本書紀によると、お生まれになった時、「光華明彩(ひかりうるわ)しくして、六合(くに)の内に照り徹る」と称えられ、この上なく輝かしい存在として、また神々の世界を治める日の神としても伝えられています。
ご利益は、国土安泰、五穀豊穣、生命力向上などあらゆることに神徳を発揮されます。
HPより

天の岩戸参道。
天岩戸神社へ。


岩戸山という異称を持つ日室ヶ嶽の麓には天岩戸神社があって、ここと合わせて元伊勢三社ともいう。

神様の降臨地で禁足地の日室岳が拝める搖拝所は、一願成就の信仰から一願さんとも呼ばれるパワースポット。

天岩戸神社→

龍燈明神。

天の岩戸神社↓

どうやら着いたみたい。

本殿揺拝所。
心をこめてお祈りください。

櫛御毛奴命。

本殿は、まだここから下ったところにあるようだ。

これじゃない。

一段と美しい景色に出逢えた。
これも、ここまで諦めずに来たご褒美だ。

社殿は岩盤の上に建てられており、参拝するためには備え付けの鎖で登る必要があるのだそうだ。

皇大神社の奥にあるので奥宮ともよばれる。
さあ次は、外宮へ
車を走らせて5分ほど

この信号を左折するとすぐ。

元伊勢外宮豊受大神社。

社務所。

長い階段を登る。

豊受大神社(とゆけだいじんじゃ)という。

手水舎。

黒木鳥居。
黒木鳥居とは、樹皮のついたままの丸太材をもって組み合わされた鳥居で、日本最古の鳥居形式であります。
古来、外宮豊受大神社・内宮皇大神社とともにこの黒木鳥居の形式を現存沿ております。
案内板より

拝殿。

豊受姫命(トヨウケビメ)。


ここも末社がいっぱい。

風之宮。

金刀比羅神社。

龍登の桧。
龍神が螺旋を描き天へと駆け登るようにそそり立つ御神木。

こちらは、龍燈の杉。
節分の深夜、龍神が燈火を献ずると言い伝えられている。
樹齢千五百年を超える御神木。

本殿を囲む形で末社がコの字形に37社配置されている。

月宮。

多賀之宮。


踊りの輪を人の輪に


見所満載やった。

おつかれさん。
はい、三社まわったから三本!
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