平家そば
- 2020/11/20
- 21:02
京都府福知山市大江町の鬼嶽稲荷神社(おにたけいなりじんじゃ)。

京都の伏見稲荷大社から宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を勧請した神社。

お詣りしたあと山を下っていると

平家鬼が現れた。
「どうか命だけは、お助けを」

登ってきた道とは反対側の

大谷林道という自動車が一台しか通れないような林道を下った。

やっと人里に出たみたいや。

平家落人のとよばれる北原集落が見えてきた。
すると大将がわざわざ道に出てお迎えしてくれていた。

大江山連峰と城山の狭間にあり、これなら確かに世間から隔絶して隠れ棲むには絶好の地であったと思われる。
それ故、現在でも訪れるのが難しいところだ。

暖簾がかかってなかったら、民家そのままの平家そば

「おじゃまします。」
正式な名前は、北平窯茶屋(ほくへいがまちゃや)。

そばかりんとうとお茶が運ばれてくる。
メニューは、並盛600円・大盛800円・特盛1000円の3種類と北原でとれたお米でつくったおにぎり100円、あとはコーヒーセルフで300円のみ。

平家そば大盛を注文した。
注文を受けて茹で上げるため時間がかかるとのこと。

その間に、そばのかりんとうをいただく。
ポリポリと快い食感で美味しかった。

縁側から奥北原の家並みを眺めたり、お人柄の良さそうなご夫婦とお喋りをしていると

平家そばが、北平窯の器に盛って運ばれてきた。

手打ちの平打ちの平家そば。

ゆず、ねぎ、わさび、大根おろしの薬味。

ツルツルといくらでも入る。
特盛でもよかったぐらいだ。
柿と大根のなます。

北原おにぎりも追加した。


ごちそうさまでした。
北平窯茶屋(平家そば)




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