曹洞宗大本山 永平寺
- 2020/09/30
- 04:45
福井県吉田郡永平寺町の曹洞宗大本山 永平寺。

永平寺は、寛元二年(1244年)に、道元禅師によって開かれた座禅修行の道場である。

永平寺門前ガイドマップ。

永平寺は、四方を山に囲まれた深山幽谷の地にあり、大小数十余りの建物が並んでいる。
うち、たくさんの僧侶が集まり修行をしていく上で欠かすことのできない七つの建物のことを「七堂伽藍」という。

龍門。

永平寺川対岸のお手洗い。

永平寺川。

通用門が見えた。

手水舎。
「お詣りする前に必ず手を洗いましょう。」
今の新型コロナウイルスが流行る前から、お寺や神社はこのように言ってきた。

一葉観音。

唐門。

大雨で水が滝のように流れているのがわかる。

納経堂。
雨粒が、写真でもわかるようになってきた。
はよ、入れてもらおう。

拝観料500円を払ってサーモカメラによる検温をしてもらう。

吉祥閣の一般参拝客向けの入口。

入口で、靴を脱ぎ、靴と傘をビニール袋に入れて持ったままあがる。

境内案内図。
参拝順路が一応あり、立ち入り禁止の場所以外は自由に見学していいようだ。
また、写真撮影も、修行僧に直接カメラを向けたりフラッシュを使用しなければ自由にできる。

傘松閣。
広い畳の間「絵天井の大広間」。
ここは、一般参禅者の宿泊施設で、天井には一枚一枚、有名な画家による絵が描いてあったそうだ。
あとから、知った。

僧堂の横を通って仏殿に向かう。

仏殿。

雲堂と呼ばれる僧堂。

さっき、通ったところだ。
修行の根本道場で、この建物の中で坐禅・食事・就寝などをして過ごす。

大庫院(だいくいん)。
庫院とは、庫裏(くり)にあたる建物のこと。

中雀門。

永平寺が、ほかのお寺や神社と違っていいところは、ほぼ全ての建物が屋根のある廊下で繋がれているところ。
廊下というより階段で、入ってしばらくうちは、自分が何階にいるのかわからなくなる。

今日みたいな大雨の日は、足元や体を気にせず黙々と写真が撮れていい。

逆に難点は、無粋な案内板などがないため、現在、自分がどこにいるのかわからんようになるところ。
ここはどこ? 私はだあれ?
あかんなあ、まだまだ修行が足りんなあ。

法堂?

これで、ほぼ頂上に来たのか。

永平寺の七堂伽藍の配置は、よく僧が坐禅をしている姿に例えられる。
坐禅の姿の頭にあたる建物が、「法堂(はっとう」
心臓にあたる建物が「仏殿」
右腕にあたる建物が「僧堂」
左腕にあたるの建物が「庫院」
腰にあたる建物が「山門」
坐禅を組んだ足の右膝にあたる建物が「東司(お手洗い)」
反対の左膝にあたる建物が「浴室」
とこのようになる。

中でも、「僧堂」、「東司」、「浴室」は、「三黙道場」といわれ、修行するうえで大切な場所といわれている。

だいぶ下までおりてきた。


私は、雨降りも意外と嫌いじゃない。
人出が少ないし、なんといっても緑が映えるからだ。

と思ったら、帰りがけに大勢の学生たちと出会った。
福井県の子は、修学旅行は福井県内だそうだ。

帰りは、旧の参道を通って帰った。

食べたもの

おろしそばと

ごまどうふと

つけもの。
うそつけ!これだけちゃうやろ。
正直に言うてみ。
スポンサーリンク
ここに広告のコードを入れる