大賀はす
- 2020/06/24
- 08:36

加東市、平池公園。

この公園は、水生植物が有名な総面積が約6万6千㎡もある大きな公園です。

水連と花蓮の開花時期になると、自然と自然観察や撮影スポットの場として大勢の人が集まります。

ローズアレーと呼ばれる睡蓮。

他にもアトラクションやサルフェリアと呼ばれる睡蓮もあるそうです。

大賀ハスの池に廻っててみました。
大賀ハスとは、1951年(昭和26年)に千葉市の東京大学農学部検見川厚生農場内の落合遺跡で、植物学者の大賀一郎博士が、縄文時代に咲いていた古代ハスの種3粒を発見し、翌年の1952年(昭和27年)に開花に成功したものです。

博士の姓をとって大賀ハスと命名されその後各地に移植されました。
加東市は、その子孫のハスの実15粒を鳥取県農業試験場から譲り受け、増殖させて平池公園で栽培しています。

蓮の花の寿命は約3日間ほどととても短く、早朝に花が咲き午後になるとまた閉じてしまうという特性があります。


開花直後は濃いピンク色ですが、日が経つにつれ淡いピンク色へと変化していき3日から4日で儚く花びらを散らします。


れんこん。

地下茎は「蓮根」(れんこん、はすね)という野菜になります。

先が見えない世の中。
れんこんは、日本では「先を見通す」ことに通じて縁起が良いとされ、正月のおせち料理などにも用いられております。
花(人)の命は短い。
短いからこそ先の一手一手を読んで人生を楽しみましょう。
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