野島断層 北淡震災記念公園
- 2020/09/01
- 23:39
9月1日は、防災の日。
淡路島にある、野島断層保存 北淡震災記念公園。

セミナーハウス。

決して行って楽しいところではないのはわかっていた。
でもこの機会に兵庫県民なら絶対行っておくべきとの思いからやって来た。

北淡の夕日・明日の希望。

ピラミッドのような「べっちゃないロック」。
「べっちゃない」とは、「大丈夫」とか「たいしたことがない」 という意味の淡路島の方言。
確かに播州地方でも「べっちょない」という。
野島断層保存館。

入館するとエントランスホール。

国道43号の上を走る阪神高速3号神戸線が倒壊した様子の再現模型、震災当時の写真パネル、活断層の地図がある。

入場料を払って受付をした後、奥に進む。
1995.1.17 マグニチュード7.3

断層保存ゾーン(Fault preservation zone)
兵庫県南部地震で出現した野島断層をありのままに保存し、地震の凄まじさと脅威を感じて地震に備える大切さを伝えてくれているのだ。

約10kmある野島断層の一部(185m)を保存。

当時できたずれた生垣がそのまま残されている。


あぜ道の右横ずれ。
田園地帯でもこんな状態なのだから、もしこの上に家が建っていたらと思うとゾッとする。

外に出た。

右側は

神戸の壁(Kobe Wall)。
「神戸の壁」は、昭和2年頃、神戸市長田区若松町の公設市場の延焼防火壁として建てられた。
第二次世界大戦中の神戸大空襲(1945年)にも耐え残り、阪神・淡路大震災では周囲の建物が倒壊全焼する中、この壁だけは倒れず焼けず、その姿をとどめた。
震災の記憶を風化させないための震災遺構として、阪神・淡路大震災の教訓を末永く後世に伝える北淡震災記念公園に「神戸の壁」を移設し、震災から得た教訓と防災に対する意識を発信させている。

山側から見た塀の右横ずれ。

メモリアルハウス (Memorialhouse)

活断層の真横でもほとんど壊れなかった家を「地震に強い家」として公開してある。
家の塀や花壇の煉瓦がずれた様子、当時の台所も再現してあるそうだ。
家の中に潜入。

地震直後の台所。
それにしても生々しい。

私も当時のことを思い出して涙が溢れ出てきた。

断層による家の傾き。
写真ではわかりにくいが、目の前に立ったら体感できると思う。

外壁。

1m20cm、ずれているそうだ。

グラグラボ。

中には地震のメカニズムなどが渾身で展示してある。

震災体験館(Eathquake simulation)。
震災体験館の体験コーナーでは兵庫県南部地震と東北地方太平洋沖地震の揺れの違いを体験できる。


淡路島で買ったもの。

淡路島の玉ねぎスープ。
早起きの人は、こんなのを飲んでいるときに体験したんやろな。

イザナギとイザナミが最初に作った島「オノコロ島」。
そのあとこの二神で日本列島を生み出したという。
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