今宮戎神社。

今宮戎神社は、大阪市浪速区恵美須西一丁目に鎮座し、天照皇大神・事代主命・外三神を奉斎している神社。

創建は推古天皇の御代、聖徳太子が四天王寺を建立されたときに同地西方の鎮護としてお祀りされたのが始めと伝えられている。
戎さまは、ご存知のように左脇に鯛を右手に釣竿をもっており、そのお姿は、もともと漁業の守り神であり、海からの幸をもたらす神を象徴している。

ここもかつては海岸沿いにあり、平安中期より朝役として一時中断があるものの宮中に鮮魚を献進していた。
またこのような海辺で物資の集まりやすい土地では、海の種々の産物と里の産物、野の産物とが物物交換される、いわゆる「市」が開かれる。

平安後期には、四天王寺の西門に「浜の市」が開かれるようになり、その市の守り神としても今宮戎の戎さまが祀られるようになったのだ。

時代が経るに従い市場の隆盛は商業を発展させ、いつしか福徳を授ける神、商業の繁栄を祈念する神としても厚く信仰されるようになった。
室町時代以降庶民の信仰はより厚くなり、また大阪の町も発達し、大阪町人の活躍が始まる。

阪神高速1号環状線の南、南海今宮戎駅の東にある今宮戎神社。

江戸期になると大阪は商業の町としてより一層の繁栄を遂げ、それと期を一にして今宮戎神社も大阪の商業を護る神様として篤く崇敬されるようになる。
今後、ますます発展するであろう。

大阪市浪速区にある民営の木津卸売市場。

鮮魚・精肉・青果などの業務用食材を豊富に取り揃えてあるODA。

ODA言うから一瞬、先進工業国の政府機関が発展途上国に対して行う援助の政府開発援助(Official Development Assistance)か思たわ。

ODAで、浜のえびせんを買った。

胃袋を援助しとこ。
