鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館
- 2018/09/26
- 23:52

鳥取県倉吉市にある鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館。

あまりの梨好きが高じてこんなところまで出没した。

エントランスは、こんな感じ。
って、どんな感じやねん!
鳥取、日本のみならずアジアの梨栽培風景や、記念館のテーマである「梨のルーツ」など、梨と人との関わりを体感型展示で紹介してある。


建物の中に建物。

昭和初期の梨農家をイメージしたわらぶき屋根の建物で、周囲には実際に使用していた農具を並べて、当時の様子を再現してある。

この中は劇場になっており、ロボットの農家夫婦が二十世紀梨栽培の歴史を語る。
二十世紀梨の栽培パノラマ。

ナシ作りの1年の作業を模型や映像、パネルなどでわかりやすく紹介。

このジオラマは、県内の実際にあるナシ団地をモデルに再現しており、土壌管理から出荷までの作業風景を模型で紹介してある。

小型カメラ搭載の模型トロッコがジオラマ内を走り、その中の模型の人形を本物のようにモニターに映し出す。
まあ、ようできている。
屋外にある梨ガーデンには、おさゴールドのほかに、ヤマナシ、ホクシマメナシ、類産、犬殺、巾着、菊水などの野生種や古い時代の品種も展示。


梨のアートギャラリー。

世界の梨に関する資料展示


ラ・フランスなどの洋梨もええが

やっぱり、二十世紀を代表とする日本梨。
二階に上がると

不思議ガーデン。

キッズコーナー。

鳥取梨づくり大学。

資料展示室。


梨包装紙。
今は、柔らかいネットみたいなもんで包まれとるけど、昔はこれやった。

昔の木箱のレッテル。
鳥取二十世紀梨記念館のシンボルツリー「二十世紀梨の巨木」。

巨木の直径は20mもあり、天井を覆うように広がっている。

一見の価値あり。

そして、ここなしっこ館最大のお楽しみ「梨のキッチンギャラリー」。
再度、一階へ

一年中三種類の梨を食べ比べできる。

本日の食べくらべ品種 「二十世紀」、「なつひめ」、「新甘泉」

ご存知、二十世紀

なつひめ
二十世紀と同じく青梨で、シャリシャリした歯触りでとてもジューシー。

新甘泉
赤梨だが、シャキットした心地いい歯ざわりで果汁も多く、なにより酸味が少ない。


ナシは「無し」に通じ、財や運を無くすといわれる反面、家を建てる際にはこれを建材の一部に使うと盗難や災害が無くなるとも言われ、そうした縁起のゆえに「ありのみ」と表現を変えて用いられることもある。
そういえば、昔「梨田」と「有田」という名キャッチャーがいた近鉄バファローズというプロ野球球団があったなあ。

遊んで知って食べて楽しい梨のミュージアム。
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