岩国シロヘビの館
- 2018/07/14
- 05:52
岩国にまつわるシロヘビの出来事や伝承の資料、実際にシロヘビを展示している岩国シロヘビ館。

怖いもの見たさに入ってみた。

いらっしゃいませ。

ビデオ。

江戸時代の雰囲気を演出する館内。

全身は白く光沢があり、目だけは赤いルビーのような神秘的なシロヘビ。
岩国地方の白蛇のはなし

昔から山口県岩国市に集中して生息し、「神様の使い」として崇められてきた。
開運・金運のご利益があるとされ、大切に保護されている。
シロヘビが初めて歴史上に登場したのは、江戸時代中期、元文3年(1738)の『岩邑年代記』。その記述によると、大洪水が起こり、その水が引いたとき、横山にあった千石原御門の近くで一匹のヘビが捕獲されたそうだ。それは、色の白いヘビで、尾が打ち切られていた。そのシロヘビは、漢方薬に使われたとのこと。
また、享保年間(1716~1735)に編集された『享保増補村記』にも記述がみられ、岸根村(美和町)や六呂師村(岩国市)にシロヘビがおり、「梅雨左衛門(つゆざえもん)」と名前が付けられていた。由来は、雨の降る日によく石の上で見かけられたためとのこと。
さらに、幕末の文久2年(1862)に書かれた「錦川志」には、今津の米倉に二匹のシロヘビが住みつき、あちこちで見られるようになったとある。
これらのことから、江戸時代中期にはシロヘビが健在し、名前を付けられるほど身近な存在だったことがわかる。

シロヘビ百科

蛇の抜け殻?

シロヘビの一生

パネルを使って一生懸命説明してくれる。

ゲームもある。

シロヘビはとてもおとなしい生き物だ。静かに見らんかい。
パネルの下っ側、ソフトクリームかと思った。
シロヘビの生体展示

実際に生きているシロヘビを観れる。

展示ケースの中は、シロヘビの住みやすい自然に近い環境を再現しており、シロヘビの赤ちゃんもいるとのこと。
運が良ければシロヘビの赤ちゃんが見れるかも!
こんなの ハートマークの赤ちゃんシロヘビ ラブちゃん

シロヘビをモチーフにした中庭

結局、シロヘビがいつ誕生したのかはわからなかったが、江戸時代に米作りが盛んになったことが関係していると考えられている。
約400年前の関ヶ原の戦いの後、岩国に移封された吉川広家公は錦見(岩国市)一帯で米作りを推進した。
その米倉で、ネズミをエサにするアオダイショウが突然変異により、色素細胞のない種(アルビノ)が生まれるようになったのではないかといわれている。
この神秘的なシロヘビは、「幸運を呼ぶ家の守り神」「神様の使い」として人々に大切に保護されたためにこの岩国に数が増えたといわれている。
お土産売り場があってかわいい白ヘビもおったけどよう連れて帰らんかった、だって怖いもん。
きゃー!

なんやなんや、このクオリティの低い白ヘビは?

誰かがこのうどんと紅生姜で作っとんねん。
しょうがないやっちゃなあ!
シロヘビの生体展示HP参照
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