半夏生 たこ
- 2018/07/02
- 02:24

海鮮の商店街、明石魚の棚

魚屋さん。

あっ、ぺったんこのタコ。
まるで、凧みたいや。

まるごとぺったん焼き
明石の魚貝をぎゅっと潰して豪快に焼き上げている。

たこせんと桜鯛のおせんべいも
どれにしよう、迷う。
あっ、そうや、今日7月2日は半夏生。
タコを食べる日やねん。

たこせんの小判と一口サイズ
甘辛タレにピリリと辛い美味しさがたまらん。

蛸御膳(たこごぜん)
ひとつに、いろんなおせんべいが入っている。

「ちょっと、待て!おまえ、なにかじりよんねん!」
「トレーやけど?」
「そんなもん、食べられへんやろがい」

夏至から11日目にあたるこの日は、お百姓さんにとっては大事な節目の日。
この日までに畑仕事を終えたり、田植えを終えらなあかんねん。
そして、タコを食べる。
作物がタコの足のように、大地にしっかりと根を張ることを祈願する。
もひとつ、タコには、アミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれており、蒸し暑さが強まり疲労が増してくるこの季節にタコを食べるのは、栄養面からみても理にかなっているらしい。
お百姓さん、どうぞ。

たこ飯

たこの出汁がしゅんで美味しい。

酢のもん。

そしてたこの入った明石焼。
地元では玉子焼という。

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