涅槃仏(ねはんぶつ)
- 2016/07/05
- 05:29
涅槃仏(ねはんぶつ)

お釈迦さんが入滅する様子を表した仏像のことだ。

枕元、足元の四隅には沙羅の花。

お釈迦さんがお亡くなりになったとき、臥床の四辺にあったという4双8本の沙羅樹。

花を咲かせ、たちまちに枯れ、白色に変じ、さながら鶴の群れのごとくであったという。
沙羅の寺 應聖寺

應聖寺は、白雉年間、天竺の高僧法道仙人によって開基され、その後鎌倉時代文永2年(1265年)祐運大徳によって中興された。

兵庫県指定文化財 應聖寺庭園

(今年は、沙羅の花はほとんど見れなかった。)
本堂から書院にかけての裏山斜面に築かれた綺麗な庭園の前でお抹茶( 500円 )がいただける。

抹茶と創作銘菓 沙羅

真珠のような光沢と可憐な姿を羽二重の和菓子で再現している。

黄身餡のほっこり感とやわらかな羽二重餅のハーモニーが絶品。

あっという間になくなった。
祇園精舎の鐘の聲 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を顕す

スポンサーリンク
ここに広告のコードを入れる